書評

耳から聴く水滸伝。

オーディオブックスと言うアプリがある。所謂、朗読ですね。読むのではなく聴く。 3年ほど前、僕は北方「水滸伝」にはまって全巻19冊を2度読んで、そして、楊令伝15冊も2度読みして、岳飛伝17冊も読破。北方謙三のこの歴史の物語世界にどっぷり浸かっていたんです。漢たちの生き様がかっこいい、そして、人生観も味わいながら読でいたんです。 そして、たまたま、オーディオブックスと言うアプリに行きついて、見たら水滸伝がある。これは一つ聴いてみようと聴きホーダイに申し込んだ。 聴き始たら止まらない。次々って聴き入る。自分で読んでいた時に気づかなかったことがあった。2度もう読んでいるので、物語はどう進行するかは頭に入っている。しかし、声と効果音を入れたもので聴くとさらに映像が浮かぶ。 朗読で小説を聴くのは物語世界をイメージをさらに増幅してくれる。 ただ、一つ問題がある。それは読むので漢字がどの文字だったか思い出せない時がある。2度読んでいるので大体は漢字が思い出せるが、思い出せないとちょっと引っかかる。漢字だと意味があるので、そこから得れる情報もあるからそれが欠落すると後でどうしても知りたくなる。これ、初めてこの小説を聴く人には難しいだろうと思う。村の名前、個人名、ニックネームなど漢字がわかるのとわかならいのでは雲泥の差になる。そう、これって聴いたら必ず読みたくなる読んだ人は聴くとさらに面白い。 <p1巻を1日で聴き終えた。なんかこれから時間を見つけては聴き入りそうだ。