家
コロナ禍で家にいることがとても長い。基本的にはチェンマイを離れず、 自宅兼事務所にいる。通勤時間は0だ。強いて言うなら10秒ほどか。 階段を下りればそれで済む。ここに住んで16年になる。その間は通勤をしたことがない。 これは幸せなことだと思う。日本にいるときはフリーランスで通勤はなかったが、しかし、満員電車にはよく乗っていた。 その疲れ具合はよくわかっている。できればしたくないものの一つだと思う。 後、家の周りが緑であることがいい。大きな木に囲まれている。リスも走り回っている。 ボーッと外を見ていいたらリスの兄弟なのか親子なのかそれとも恋人なのか、嬉しそうに(そう見える)追いかけっこをしている。 四季はないけど、通年、何かしら花が咲いている。それも和む。 こうして考えればコロナ禍でもなんとかサバイサバイ(楽に)過ごしている。 家のことで問題を挙げればキリがない。何を大事にするかだろう。 それなら居心地の良さだろうと思う。 昨日の夜、雨漏りがした。早く修理はしないといけないけど、それも愛嬌としておく。長く住めばいろいろある。 訪問ありがとう。 奥野安彦