NHKの「クローズアップ現代」を見ていたら、サステナブルが日本ではブームになっているようですね。日本の女性誌でサステナブル特集をしたらよく売れたと報道していました。女性の方が意識が高い。
数年前まで日本ではサステナブルもSGDsもほとんど関心がなく、知らない人が多かったように思います。
日本では「サステナブル?なにそれ」って感じだったと思います。
それがこのコロナ禍で今、地球で起こっていること、今後起こるだろう自然災害が僕たちの未来にどんな影響を起こすのか。その現実を突きつけられ、目覚めたのだと思います。
ドイツの哲学者、ボン大学の教授で哲学者のマルクス・ガブリエルさんはこれはフランス革命以上の変革が今起ころうとしていると言っています。
僕は昨年、NHKスペシャルで見た彼の発言以来、本を買ったりして彼は何を言わんとしているのかを知りたいと思いました。
新自由主義の終焉。もう経済の拡大成長、大量生産、大量消費の時代は終わった、いや、終わりにしなければ、僕たちの未来は暗いだろうと、簡単にいえば先がない。
そんな時代の節目に立っているのだと。
他にも生物学者の福岡伸一さんも生物学者の立場からも、同じようにコロナが人間の文明を揺るがしかねないと言っている。
地球全体を考えれば、未知なウィルスと遭遇するのは今回で終わりではないだろと言う。
例えば、温暖化が進みロシアの永久凍土が溶け出している。閉じ込められていた二酸化炭素が大量に排出され、さらには氷の中にいたウィルスも地上に出てくるだろ。
そして、温暖化が進めばさらに酷いことが起こるだろう。今年、災害列島の日本にすでにこれまでとは比べ物にならないくらい巨大台風が来た。今年は幸いに甚大な被害にまで至らなかったけど、でも、毎年、発生するリスクが高くなっている。
そうでなくとも昨年は長野県の千曲川が氾濫して大きな被害が出た。
今のまま、経済一遍等でいけば開発が更なる温暖化を起こし、更なるウィルスの出現を促し、あまり歓迎したくない未来がやってくる。
冒頭の話題に戻ると、環境のことを意識し始めた女性たちが行動を起こしている。
男ではないのですね。女性の方が柔軟で社会意識が高い。
そうしたうねりが今日本でもやっと起こり始めたのだと思います。
でも、まだまだ日本は男社会ですからね、政治を見ても企業を見てもトップはみんな男ですよね。男でもいいんだけど、これからもっと女性の視点を入れていかないと社会は変革しないのではないかと思う。僕の知っている車関係の企業はトップから役員その下の部長、課長、係長まで見事にt男です。こんな会社は長くはないかもしれないと思たりしますね。コロナ禍でも来季は頑張るぞー!経費削減!新しい商品の開発!従来と変わらない考えで企業を運営していくときっと消費者から見放されていくと僕は思う。
色々と思う日々ですね。
訪問感謝。
奥野安彦