ラオスのパラリンピックアスリート


Posted on December 23 , 2018 by Iithai


ラオスのパラリンピックアスリート

(写真はビエンチャンの夜の風景)

パワーフィフティングのパラリンピックアスリートを取材しています。

ラオスの国家代表で東京パラリンピックを目指しています。

彼の名前はピアさん(28歳)。アジアチャンピオンでもあります。

 

例の漏れずというか、アジアでパラリンピックアスリートはほぼ例外なく、

苦難の道を歩いている。その存在自体が疎まれて来ており、多くの偏見や

困難を乗り越えて来てアスリートになっています。

 

例えば、タイとかラオスは仏教国です。上座部仏教は輪廻転成を

信じています。来世もあると思っています。そして、現世で障がいがあるのは

前世の行いが悪いからだと思う風潮があリます。ピアさんは幼児期にポリオに

かかって、下肢が不自由です。社会的に否定的な立場に追いやられてしまう。

杖があれば歩けますが、補助器具がないと歩けない。

子供の頃、その存在自体が人々から仏教的に否定される面があった

んですね。彼自身も恥ずかしくてずっと隠れていたといいます。

 

それがあるきっかけ、これは明日、聞きますが、あってアスリートとして

花開きます。こうなると掌返しですよね。

 

国家規模でお祝いしてくる。国にとってもいい宣伝になるでしょうからね。

 

しかし、ラオスのお役人はパラリンピックアスリートのことは

まともに考えてはいないでしょう。ピアさんはこれと言って優遇してくれたり、

支援もないといいます。。でも、東京パラリンピックで金メダルでも取れば

きっとお役人も動いてくれるかもしれない。

 

障がいがあって子供の頃隠れていたピアさんのような人々に

勇気と希望が生まれるかもしれない。

 

 

ラオスの中でピアさんは先頭を走っている人です。いろんな意味で

改革者のひとりです。

困難な道を歩んでいますが、その未来が開かれんことを率直に祈りたい

気持ちです。

 

訪問感謝。

 

奥野安彦