パラノとスキゾ


Posted on November 14 , 2018 by Iithai


パラノとスキゾ

(写真は今朝の犬の散歩からの風景)

「武器になる哲学」山口周(KADOKAWA刊)からです。

人生を生き抜くための哲学、思想のキーコンセプト50と言うのがこの

ほんの枕詞です。

 

読んでいてなるほどと思うことが多いのですね。

例えば「パラノとスキゾ」この言葉40代以上の年代に人は

覚えていると書かれているんですけど、僕は全く覚えていなかった。

 

1984年、ドゥルーズとガタリの共著による『アンチ・オイディプス』の

中でこの言葉を用いており、その当時、人気の大学教授であった

浅田彰さんの著書『逃走論』でこの言葉を紹介したことで広がった

そうです。

 

わからない人もいるのでパラノとは=偏執方を指す。スキゾは分裂型を

指します。パラノは何に偏執するのかそれは「アイデンティティ」です。

パラノ型に人は学歴や出世に重きをおく。自分人生にしっかりとした

レールをひいいてしまってそこからの逸脱がなかなかできない人。

 

一方のスキゾ型の人は固定的な「アイデンティティ」に縛られない。

美意識や直感を大事にして生きていきます。変化に合わせて自分を合わせていく

人。

 

なぜ、今これを取り上げるのか、時代がどんどん変わっていく中で

その変化に合わせていく方が勇気もいるし今この時代スキゾ型の人の方が

人生をしたたかに生きていけるのではと言うのです。

 

僕も44歳の時に日本からタイに移住してきました。日本にいたら

カメラマンとして生き抜くのは難しいと感じていました。そこでチャンスを見つけて

家族で飛んだわけです。今でもこの判断は良かったと思っています。

僕は完全にスキゾ型の人に人ですね。ただ、したたかに生きないといけないと

いつも思っていますが、さて、どうなるのやらです。

人生とは不条理なものですからね。頑張った人が報われるわけでないですからね。

こればかりはわからない。だから大事なのは今を生き切るみたいなもの

なんだろうと思ってます。

 

訪問感謝。

 

奥野安彦